日本在住のNature Photographerである森久さんに、成功ケースをいくつも獲得したCOPYTRACKでの経験をお話しいただきました。森久さんは魚類の生時の標本写真を得意としており、それらの写真の多くは図鑑等に提供されています。
森久さん、本日はインタビューをさせていただき誠にありがとうございます。
まず始めに、森久さんはどのようにして写真を始められたのですか?
高校生の頃、Photographerだった伯父からカメラをもらい、写真を始めました。
専門は水生生物ですが、これを職業にしようと思ったきっかけを教えてください?
高校生の頃にボロボロになるまで読んだ大好きな魚類図鑑があるのですが、幸運にも大学時代にこの著者の方とお知り合いになり、写真の指導をしていただきました。この師匠の出版される魚類図鑑に写真を販売した事がきっかけで職業にしようと思いました。仕事ではScientificな写真を撮影しますが、最近はUVを光源とした写真を撮影しています。これは私のベースとなる自然科学への興味、それにアート性を取り込んだ新しい挑戦です。
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COPYTRACKサービスを知ったきっかけは何でしたか?
TwitterでこんなすごいサービスがあるぞというTweetを見てCOPYTRACKを知りました。
ご自身の作品の無断転載を初めて発見されたのはいつですか?
はっきりとは覚えていませんが、2014年頃だったと思います。知らない方からのメールで、私の写真が無断転載されていますよと教えてもらったことです。
COPYTRACKシステムを使ってみていかがですか?
失礼な話かもしれませんが、こういったサービスは建前だけ良くみさせて、いざサービスを開始すると逆にお金を取られるといったイメージがあり、最初は半信半疑でした。 しかし、使ってみると著作者が何一つ手間をかける事はなく、全てCOPYTRACKが手続きを進めてくれます。これまで散々悩まされてきた事に対して、こちらのリスクはなしで助けてくれる素晴らしいパートナーに出会え、感動しました。 また、細かい話になりますが、COPYTRACKの様なスタイルのサービスにおいて、各ケースの処理を行ったスタッフ、コメントを書いたスタッフが誰であるのか、見える様にしている点が素晴らしいと思います。各ケースのライセンス料回収までの流れは機械的に進みますが、そこに誰がどの様に関わっているかが見える点でパートナーとしての信頼感を感じます。
Takuya Morihisa:
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1979年広島県生まれ。島根大学卒業後、調査会社、フォトスタジオ店長(カナダ・トロント)、鉱物バイヤーなどを経てフリーランスPhotographerへ。水生生物が専門。日本自然科学写真協会(SSP)会員。