2018/01/10
年末のクリスマスや大晦日ムードも終わり、街はすっかり元通りです。新年がついにやってきました!今回はこのソーシャルメディアの様々なトレンドをご紹介します。特に フォトグラファー や、オンラインマーケティングだけでなく、写真好きな個人の方にも、人気オンライン写真プラットフォームのトレンドは興味深いものです。このFacebook子会社は月間ユーザー数をなんと8億人にまでもたらし、未だにその成長の終わりがやってくる気配すらありません。多くの個人に加え、特に企業が広告プラットフォームとしてこの人気ネットワークを活用しています。単なる企業用アカウントまたはインフルエンサーによる宣伝としても、未だかつてなくインスタグラムでの宣伝が急上昇しています。ここでCOPYTRACKが重要なInstagramトレンド2018をまとめました。 インスタストーリー 2017年はインスタストーリーの年だったように感じられます。2016年の間はまだスナップチャットが一時的な内容としての最も重要なプラットフォームでしたが、Instagramは昨年、競合他社を追い抜くことができました。作成後24時間で消えてしまうショートビデオの過大広告の終わりは2018年もまだ見えません。マーケティング目的として、このようなコンテンツの方がどうやら適切な理由があり、より内容にフォーカスしているのです。ストーリーはフィードの一番上に位置するため一番目につきます。さらにこのショートストーリーは多くのユーザーに毎日チェックしないと見逃してしまうような気分にさせます。 プロのフォトグラファーにとってもこのタイプのコンテンツはマーケティング目的としてとても有効となり得ます。多くのフォトグラファーが主に作品をInstagramの通常フィードに投稿していますが、ストーリー機能を使用すれば、少し個人的なことや、仕事の裏側を見せたりもできます。 購入ボタン 2017年初めのアップデートの一部として、Instagramは写真共有プラットフォームの未来にとって不可欠な機能を追加しました。ここでは企業がInstagramを通して直接製品を販売することができる「今すぐ購入」機能について説明します。この購入体験以上に簡単なものはありません。提供者のアカウントに充分なフォロワー数、Instagramのビジネスアカウントさえあれば、お気に入りのフォトグラファーの画像をたった数回クリックするだけで購入ができるのです。 この機能は2017年の間はまだテスト段階にありましたが、2018年に人気が高まると予測されます。フォトグラファーは広告プラットフォームを通じて、画像や製品画像を直接顧客に販売する新しいチャンスを得られます。 ライブ配信 インスタストーリーと同様、Instagramのビデオコンテンツの人気はすでに2017年に確立され、2018年には引き続き上昇する見込みです。 インスタライブ配信は飛躍的に増加しており、すぐに終わることはなさそうです。ますます多くの企業が顧客と確実な方法でコミュニケーションをとるためにライブ機能を使用しています。 全般的にインスタストーリーまたはライブ配信を通して、Instagramは明らかにより信頼性にトレンドが出ていることが見られます。これはもちろん現時点のInstagramの向かっている方向性ではないかもしれませんが、とは言ってもより密接なコミュニケーションのための一歩です。 Instagram利用規約への警告 2017年10月15日に発表されたドイツ新聞 “Tagesspiegel”にて、ドイツの消費者団体はInstagramの条件で18の不公平な条件を警告しています。意外なことにInstagramは即座に対応し、欧州連合(EU)の利用者向け利用規約を直ちに改訂することに同意しました。 具体的に変更前の利用規約は、Instagramのいかなる紛争もカリフォルニア州の裁判所においてのみ争われ、ユーザーの居住国の裁判所では争われないことを条件としていました。さらにカリフォルニア州の消費者法だけが適用され、一部に関してはドイツのものよりもずっと緩和された内容となっていました。そして古い利用規約では、Instagramはユーザーの画像や動画を、コンテンツを宣伝する権利を含め広範囲に及ぶ利用権が許可されています。 昨年11月にInstagramの利用規約で上記すべての点が改訂されました。例えば、EUに居住するユーザーには居住権があり、米国企業との紛争は、消費者の居住地にある裁判所で解決する必要があります。加えて、知的財産権はドイツ著作権法が適合されました。ユーザーはInstagramに、投稿したコンテンツの非独占的かつサブライセンス可能な世界的ライセンスを付与することが記載されています。このライセンスは利用規約でInstagramサービス提供のみが目的であることが明確で、ユーザーがコンテンツを削除すると終了します。 Instagramのような100万ドルグループを相手に非難する必要はありませんが、Instagramが迷わず利用規約に適切な変更を加えたことは非常に好印象です。 COPYTRACKは、2018年にその他どんなトレンドや動向が出てくるのか、よりフェアな写真業界への道のりでCOPYTRACKのお客様をサポートできる新たな年を楽しみにしています。それでは、 2018年も良い年になりますように! © COPYTRACK | Shiori Nakano